縁結び
箱根祥月天聖稲荷大明神
天聖稲荷大明神または、正一位稲荷様といわれ今から四百数十年程前、
室町時代に椿森お稲荷様と呼ばれて親しまれ、東海道五十三次の大磯宿に祭られておりました。

正一位稲荷の正一位とは、位階及び神階のひとつであり、諸王及び人臣における位階の最高位に位し
稲荷神の総本山である伏見稲荷大社も正一位にあたります。

昭和二十八年に箱根の新祥月(現在のマイユクール祥月の前身)へ移居すると、本来は農業などの神様ですが、
いつしか縁結びや恋愛成就などの効き目があるといわれ広く信仰されるようになりました。
霊験あらたかな白い女性の子狐様で、古くからのお客様からも
お稲荷様のおかげで良縁に恵まれたとのお声をいただいております。

前身祥月では毎年初午にお客様をお招きしてお稲荷様の大祭を催しておりましたが、
平成十年にリニューアルオープンし、現在のマイユクール祥月になりましてからは
玄関脇にお祭りする運びとなり来館される皆様に親しまれております。